視聴者参加型配信の参加枠をDiscordの募集Botで管理する

視聴者参加型のゲーム配信で4人や6人の参加枠を区切って回すとき、コメント欄に書き込まれた参加希望を配信者自身が数え、埋まった順番を把握し、抜けが出れば代わりの人を探して声をかけ直す作業まで手作業でこなしていると、配信の進行そのものが止まります。Monvokeを導入すると、この受付から順番管理までをDiscordの募集メッセージが引き受けます。視聴者はボタンを押すだけで参加希望を出し、枠が埋まれば自動で順番待ちに切り替わり、参加者が抜ければ次の人が自動で繰り上がってDMが届きます。

視聴者の参加希望をDiscordの募集ボタンで受け付ける

配信者はDiscordサーバーで/invokeコマンドを実行し、募集メッセージを投稿します。視聴者はコメント欄ではなく、この募集メッセージの参加ボタンを押すことで参加希望を出します。

募集を作る際に入力する募集人数は、募集者(配信者)自身を含まない数です。4人1組のゲームで自分を含めて4人にしたい場合、募集人数欄には3と入力します(募集者を含めて4人になる枠になります)。今回だけ3人集めたい、といった単発の参加枠でも、この人数指定だけで足ります。

参加ボタンが押されるたびに、募集メッセージ上の人数表示がその場で更新されます。配信者はコメント欄や過去のメッセージを遡って人数を数え直す必要がなく、募集メッセージを見るだけで今何人揃っているかが分かります。

満員になった後も受付を止めず、順番待ちで次の人を管理する

募集人数に達すると、募集は自動的に完了扱いになります。この時点で参加ボタンからの新規参加はできなくなりますが、代わりに順番待ちボタンが表示されます。枠に入れなかった視聴者はこのボタンを押すことで、順番待ちリストに並べます。

参加者の誰かが離脱ボタンを押すと、順番待ちリストの先頭にいた視聴者が自動的に正式参加へ繰り上がり、繰り上がった本人にはDMで通知が届きます。配信者が「今抜けた人の代わりは誰にするか」を判断したり、順番待ちの人に個別で連絡したりする作業は発生しません。

たとえば4人1組の枠を回している配信で、募集人数欄に3と入力して/invokeを実行し、3人の参加希望で枠が埋まって募集が完了したとします。以降に参加を希望した視聴者は順番待ちボタンで並びます。開始直後に参加者の1人が用事で離脱ボタンを押すと、順番待ちの先頭にいた視聴者が自動で正式参加に切り替わり、DMで参加が確定したことが伝わります。配信者は誰が次に入るかを都度確認する必要がありません。

なお、募集者(配信者)自身は離脱ボタンを押せません。枠を作り直したい場合は、募集者だけが操作できる中止ボタンで一度終了させることになります。

「後半なら行けるかも」という参加希望は仮参加で扱う

配信の後半なら参加できるかもしれない、といった不確定な希望には仮参加ボタンを使えます。仮参加は参加人数にカウントされません。

正式参加者と仮参加者を合わせた人数が募集人数に達すると、仮参加中の視聴者に「参加できますか?」と確認するDMが自動で送られます。ここで参加ボタンに切り替えれば正式参加として扱われますが、他の視聴者の参加で先に枠が埋まった場合は、その時点で非参加の扱いになります。参加枠を確保するボタンではないため、確実に参加したい視聴者には参加ボタンを案内する必要があります。

参加が確定した人だけのVCで、IDをその場で交換する

募集が満員になると、募集メッセージに専用VCを作成するための操作メニューが表示されます。配信者がここから専用VCを作成すると、参加が確定した人だけが入れるボイスチャンネルがその場で用意されます(VCまわりの操作の詳細は募集の完了からボイスチャンネル集合までの流れで扱っています)。

あらかじめ/idコマンドでゲーム内IDを登録している視聴者がこのVCに参加すると、登録済みのIDがVC内蔵のチャットにその場で一覧表示されます。配信者や他の参加者は、フレンド申請やルーム招待の相手を探すために過去のコメントやDMを遡る必要がなく、VCに入った時点で表示されているIDへそのまま申請を送れます。IDのラベル(ゲームタイトルの区別など)はサーバー管理者が/configで登録しておく項目で、1サーバーにつき最大15個まで登録できます。

配信中に複数の参加枠を同時に回すなら

料金プランはサーバー単位です。Freeプランでも、同時に作成できる募集は3件までです。メインの参加枠と別企画の参加枠を並行して開いておく程度であれば、Freeのままで足ります。4件目の募集を作成すると、最も古い募集が自動的に終了するため、常に3件を超えて参加枠を並行させたい場合はPlus(月額550円・税込)が必要になります。

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