Monvokeを導入したら最初にやっておきたい設定
最初に決めておくと、以後の募集に手を入れなくてよくなる
Monvokeを導入した直後に /config のいくつかの項目を決めておくと、以後の募集は「コマンドを打つ、人が集まる、そのまま遊ぶ」だけで完結するようになります。/invoke や /custom は招待した時点ですぐに動きますが、/config を初期状態のままにしておくと、募集を投稿するたびに同じ手作業を繰り返すことになります。
/config はサーバーの管理者権限(Administrator)を持つメンバーだけが実行できます。コマンドで設定項目を選ぶとモーダルが開き、値を入力・変更するだけで反映されます。チャンネルやカテゴリーのIDを自分で調べて入力する作りにはなっていません。
タイムゾーンを合わせる
/config のタイムゾーンは、schedule を指定した日時指定募集で、入力した開始時刻をどのタイムゾーンとして解釈するかを決める設定です。
未設定のままだと、開始時刻の解釈はクライアントの表示言語によって変わります。日本語クライアントではJST(日本時間)、それ以外の言語ではUTCとして扱われます。たとえば 072130(7日 21:30)と入力した場合、日本語クライアントで作成すれば日本時間の21:30として扱われますが、英語クライアントで作成すると協定世界時(UTC)の21:30、つまり日本時間の翌朝6:30として扱われます。同じ数字を入力しても、募集を作った人のクライアント言語によって、実際の開始時刻が9時間ずれることになります。
/config → タイムゾーン を選択し、モーダルにUTCオフセットを入力します(日本時間なら +9)。一度設定しておけば、サーバー内のどの募集でも同じ基準で開始時刻が解釈されるようになり、クライアント言語によるずれが起きなくなります。空欄で送信するとリセットされます。
専用VCを作るカテゴリーを決める
/config の専用VCを作成するカテゴリーは、募集完了後に作成する専用VC・公開VCの作成先カテゴリーを指定する設定です。
未設定の場合、専用VCは募集メッセージが投稿されたチャンネルのカテゴリーに作成されます。テキストチャンネル用のカテゴリーとボイスチャンネル用のカテゴリーを分けて運用しているサーバーでは、意図しないカテゴリーにVCができてしまい、ボイスチャンネル一覧の整理が崩れます。
/config → 専用VCを作成するカテゴリー から作成先を指定しておけば、募集がどのチャンネルから投稿されても、専用VCは常に指定したカテゴリーに作られるようになります。この設定にはBotにチャンネルの管理権限が必要です。
VCの作成から参加者の集合までの流れは、募集の完了からボイスチャンネル集合までの流れで解説しています。
似た設定にオートルームのトリガーチャンネルもあります。ボイスチャンネルに接続するだけでVCが自動作成される別の仕組みで、詳しくは機能紹介 - オートルーム機能にまとめています。
募集専用チャンネルを用意する
/config の募集専用チャンネルに登録したチャンネルでは、参加者やメンバーが送った通常のメッセージが自動的に削除されます。募集専用チャンネルを設定していないと、雑談や他の通知が募集メッセージの間に挟まり、投稿されたばかりの募集がすぐ流れて見えにくくなります。
登録したチャンネルでは募集メッセージだけが残り続けるため、チャンネルを開けば今募集されている内容がそのまま並びます。上限はFreeプラン1チャンネル、Plusプラン10チャンネルです。
このチャンネルにはもう1つ効果があります。登録したチャンネル内であれば、/invoke を使わずに 募集説明@募集人数 という形式のメッセージを送るだけで募集を作成できます(クイック募集)。募集人数は自分を除いた人数を1〜99の半角数字で指定し、@0 にすると人数無制限になります。同じメッセージにロールをメンションすると、そのロールへ通知しつつ募集を作成でき、デフォルトメンション先の設定より優先されます。
コマンド入力に慣れていないメンバーが多いサーバーや、スマホからの投稿が多いサーバーでは、募集専用チャンネルを設定しておくと /invoke を使わずに募集を立てられる導線が増えます。
募集一覧チャンネルを置く
/config の募集一覧チャンネルを設定すると、サーバー内で現在有効な募集が1つのチャンネルにまとめて表示されます。
未設定の場合、募集はそれぞれ投稿されたチャンネルに置かれたままです。募集専用チャンネルを複数のカテゴリーに分けて運用していたり、ゲームごとにチャンネルを分けているサーバーでは、今どんな募集が動いているかを把握するために、チャンネルを1つずつ確認して回る必要があります。
募集一覧チャンネルを設定しておくと、各募集が現在の参加人数とあわせてコンパクトに表示され、そこから元の募集メッセージへ直接移動できます。ゲームやカテゴリーをまたいで複数の募集専用チャンネルを運用しているサーバーほど効果があります。
募集を知らせる相手を決める
/config のデフォルトメンション先は、募集を投稿したときに自動で通知するロールを設定する項目です。
未設定の場合、募集を投稿しても誰にも通知は届きません。/invoke のモーダルには「メンションするロール」という任意項目があるので、通知したいときは募集のたびにそこでロールを選ぶ必要があります。
デフォルトメンション先を設定しておくと、モーダルのメンション欄を空欄のまま送信しても、設定したロールへ自動で通知が届くようになります。特定の募集だけ別のロールへ通知したい場合は、そのモーダルでロールを選べば、その回だけ切り替えられます。
複数のゲームを扱うサーバーでゲームごとにロールを分けている場合は、デフォルトメンション先を空欄に戻しておくのも選択肢です。空欄で送信すると通知が無効化され、募集のたびにモーダルで通知先を選ぶ運用に統一できます。
表示言語とIDラベル
表示言語を設定すると、サーバー全体でMonvokeの表示言語を統一できます。選べるのは日本語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語・ポルトガル語(ブラジル)・ロシア語の7言語です。
募集メッセージの表示言語は、通常は募集を作成した人のクライアント言語で決まります。未設定のままだと、同じサーバーでも誰が作ったかで募集ごとに表示言語がばらつくことがあります。表示言語を設定しておけば、誰が作成した募集でも同じ言語で投稿されます。「自動(コマンド実行者の言語)」を選べば、この統一を解除して元の挙動に戻せます。
IDラベルは、VCで自動表示されるゲームIDを、募集の内容に応じて出し分けるための設定です。ラベル名と、カンマ区切りのキーワード(フラグ)を登録しておきます(1サーバーにつき最大15個)。募集のタイトルや説明(オートルームの場合はトリガーチャンネル名)にそのキーワードが含まれていると、VC作成時にそのラベルへ登録されたIDだけが一覧に表示されます。どのフラグにも一致しない場合は、ラベルを指定せずに登録したIDが表示されます。
1つのゲームしか扱わないサーバーでは設定しなくても困りません。複数のゲームを扱うサーバーでは、IDラベルを用意しておくと、VCごとに関係ないゲームのIDが混ざらずに済みます。メンバー側は /id でIDを登録する際にラベルを選ぶだけで対応できます。
あとから整えればいい設定
ここまでの設定を済ませれば、募集の運用に必要な部分はひととおり整い、残るのは募集画像の見た目に関する設定です。
/config の募集の見た目では、募集画像に表示するキャラクター(Monvoke・看板・なし)と、デフォルトの背景(透過、または壁・荒野・宇宙・森・遊び部屋・虹・広場の組み込み背景7種)を選べます。これはプランを問わず利用できます。
自分で用意した画像を背景画像・キャラクター画像・アイコン画像として登録する機能はPlusプラン専用です。組み込みの背景やキャラクターで足りている間は後回しにして構いません。サーバーの見た目を作り込みたくなったタイミングで設定すれば十分です。詳細はPlusプランの詳細を参照してください。
詳しく知る
/config の設定項目は他にもあります。全項目の一覧は機能紹介 - サーバー設定で確認できます。Monvokeの全体像を掴みたい場合はドキュメント - Monvokeの概要とクイックスタートを参照してください。
VCまわりをさらに詳しく知りたい場合は、機能紹介 - オートルーム機能と募集の完了からボイスチャンネル集合までの流れもあわせてご覧ください。